仙台市 > 杜の都
杜の都(もりのみやこ)とは、宮城県仙台市の雅称。「杜の都・仙台」として知られる。
大正11年?大正15年の地理教材研究:第1?8輯:地理教材研究会編(東京・目黒書店)の仙台市の項目で、森の都の雅称があり、空気は清澄で、青葉山・広瀬川の風光もいいと記載されている。
また、森が杜と表記されるようになったのは、市街地の街路樹(人工林を意味する杜)からである。国立国会図書館 NDL-OPAC検索結果では、杜の都仙台市の街路樹;八巻芳夫編著:1976年が最古の文献で確認できる。
※仙台市では、森の都(または杜の都)は、伊達政宗の仙台開府以来の植林政策によるものとしているが、大正時代の地理教材研究会の文献では、青葉山・広瀬川・四園(園は畑の意味)と四方が自然環境豊かな点について記述している。
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「杜(ト)」とは、中国古来の意味では山野に自生する落葉果樹(ヤマナシ、コリンゴなど)を指すが、国訓としての「杜(もり)」は、神社の「鎮守の森」、「ご神木」を意味し、漢語(自然林)と国訓(人工林、二次林)の間には意味の差異がある。
仙台藩祖、伊達政宗によって築かれた城下町・仙台は、農民の割合に対して武士の割合が日本一高い、「武士の都市」であった。そのため、侍屋敷に植えられた屋敷林が仙台城下を美しく覆っていたという。 伊達政宗による仙台開府以前、この土地は「宮城野」と呼ばれており、仙台平野には風雪を防ぐ木がほとんどなかったと言われている。